動画編集を続けているとネタが尽きてしまうこともありますよね。
もっと面白い動画編集をしたいけどネタがない、毎回同じような動画編集になってしまうという悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は動画編集に使えるネタを詳しく紹介します。
記事の後半では、動画編集のネタの見つけ方や困ったときの対処法、動画編集の注意点まで解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
動画編集のネタにはどんなものがある？
動画編集をしていると同じような編集が続いてしまうこともありますよね。
他に動画編集に使えるネタにはどんなものがあるのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこでこのトピックでは動画編集のネタについて、特に使いたいネタを以下の通り紹介します。
動画編集のネタをもっと知りたい方もぜひ参考にしてみてください。
- トランジション
- ジャンプカット
- テロップデザイン
- カラーエフェクト
- BGMや効果音
- 動画のスピード
①トランジション
トランジションとは、｢移行｣や｢遷移｣、｢変化｣という意味を持ち、カットとカットの間の効果を指します。
トランジションを入れることで、動画のカットをスムーズに見せることができます。
また入れ方によっては動画にインパクトを与えて印象に残る動画にもなるので、使い方は様々です。
トランジションは動画編集ソフトで簡単に差し込めるので、普段と違った動画の印象にしたい場合に使用してみましょう。
動画編集のネタにはあらゆる種類がありますが、中でもトランジションは基礎的な方法なので、必ず覚えておきましょう。
トランジションにはいくつかの種類があり、種類によって特徴や与えるイメージは異なります。
一般的なトランにションの種類には、主に以下があります。
- ディゾルブ
- ホワイトアウト/ブラックアウト
- スライド
- ワイプ
- 回転
- ルマフェード
- ズーム
トランジションは動画編集に差し込むことで本格的にもなりますが、多用すると落ち着きのないうるさい印象を与えます。
使用する際はタイミングや頻度を考えて、バランス良く取り入れましょう。
②ジャンプカット
ジャンプカットとは特にYouTube動画でよく目にする、主にミスや不要な一時停止を飛ばすために使われる方法です。
映像としての流れを気にせず、カットをつなぎ合わせる方法のため、時間や動きが飛んだような動画になります。
つなぎ合わせるカットによって、被写体やカメラの位置が変わることがあり、メッセージ性を強めることや動画のテンポをよくする効果があります。
しかし1つの動画内で多用してしまうと、違和感のある動画や落ち着きのない動画になってしまうので気を付けましょう。
場合によっては見づらい動画になってしまうので、基本的に控えめに使うことや効果的です。
動画編集の新しいネタとして意図的に取り込むことで、印象的な動画編集ができますよ。
③テロップデザイン
普段と違う動画編集をするには、テロップデザインを変えてみることもおすすめです。
テロップは基本的に動画編集で必要になるものですが、毎回同じようなデザインで編集している方も多いのではないでしょうか。
テロップでは枠やフォント、明暗や大きさなどいくつかの点で違ったデザインに変えられます。
また動画によって雰囲気や伝えたいメッセージは異なりますよね。
動画の雰囲気に合ったテロップは重要なので、動画内で違和感がないデザインを考えることが必要です。
特に狙うターゲット層によって動画内容は異なり、ビジネスやプライベート、かたい雰囲気や柔らかい雰囲気、男性向けや女性向けなど様々です。
ターゲットに合わせて見やすいデザインは異なるので、テロップの詳細を動画によって変えると、雰囲気もガラッと変わるでしょう。
④カラーエフェクト
カラーエフェクトとは、名前の通り動画のカラーを変化させるエフェクトです。
変化をつける際は、大幅に変える場合と少しだけ変化させる場合と様々です。
カラーエフェクトにもあらゆる種類があり、画面全体の色だけでなく特定の色を変化させることもできます。
例えばカラースプラッシュやカラー置換などでは、特定の部分の色を変えられるので、引き立てて伝えたいメッセージがある場合に活躍します。
また周りとのカラーに差をつけることで、印象強い動画編集ができるので、インパクトを求める際にも良いでしょう。
他にもコントラスト、明暗、彩度など動画全体のカラーを変えるエフェクトもあるので、動画の印象や雰囲気を大きく変えたいときに使えますよ。
⑤BGMや効果音
動画編集のネタにおいて、BGMや効果音は必須ですね。
動画の目的やターゲット層に合わせて、挿入する効果音やBGMの雰囲気も変えましょう。
同じような動画編集を行っていても、音が変わるだけで動画のイメージは大きく変わります。
そのため動画編集のネタに困った際は、今まで使ったことがないような効果音を入れてみるとまた違った動画編集ができますよ。
効果音やBGMを入れる際は、著作権を確認する必要があります。
動画編集に使用できない素材も多いので、特に動画を不特定多数に公開する場合は、慎重に選びましょう。
基本的にはフリー素材の音声を使うことがおすすめです。
著作権に引っかかってしまうと効果音やBGMの変更だけでなく、動画の削除が必要になる可能性もあります。
変更だけでも大変な作業なので、後から困らないように注意が必要ですよ。
⑥動画のスピード
動画編集ではスピードを変えることも1つのネタとして使えます。
基本的には速度を変えずに編集することが多いですが、動画のスピードには以下のような種類があります。
- スローモーション
- ファストモーション
- ストップモーション
- タイムラプス
上記の中でも特にスローモーションはドラマや映画などでも見られる編集方法で、インパクトや強いメッセージを伝えたいときに使えます。
普通の動画にもスローモーションを入れることで、印象を変えられるので、動画の早さも工夫してみると良いでしょう。
ファストモーションはスローモーションの反対で、動画を早めることでスピーディーな動画にできます。
ストップモーションはパラパラ漫画のようなアニメーションで使われるので、時間はかかりますが独自性の高い動画編集も可能ですよ。
タイムラプスはiPhoneにも搭載されているので使用する方も多いですが、長時間の映像を非常に短くできるので、同じ景色の流れなどに最適な編集です。
動画編集のネタの見つけ方を紹介！
動画編集のネタには様々な種類がありますが、新しいネタが見つからなくて困ることも多いですよね。
そこでこのトピックでは、動画編集のネタの見つけ方について、以下の方法を紹介します。
動画編集のネタに困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 普段からたくさんの動画を見
- 他の動画編集者の動画を見る
- 周りの意見を取り入れる
- 自分が作った動画を見返す
- 気分転換をする
①普段からたくさんの動画を見る
動画編集のネタを見つけるには、普段からたくさんの動画を見ることが大切です。
普段から目にする動画には主に以下があります。
- テレビ
- SNS
- YouTubeなどの動画配信サービス
- ショッピングモールや電車の広告
他にも普段生活していて目にする動画は多いですが、ぱっと思いつく限りでも上記の場面で動画を見ますよね。
普段何気なく見ている動画について、どのような編集が使われているのか、どのような印象を与えているのか、考えながら見てみましょう。
テレビでは広く使われていて見やすい動画編集を知ることができ、SNSやYouTubeなどでは最新のトレンドに沿った動画編集を知れますよ。
日常的に見ている動画から、意外と自分の使っていなかった表現方法を新しく発見できることは多いです。
普段生活している上で動画を目にする機会は非常に多いので、今後は意識して見るようにしましょう。
明確に動画編集として取り入れられる表現がなくても、ヒントに繋がるネタは多く見つけられますよ。
②他の動画編集者の動画を見る
動画編集のネタは他の動画編集者の投稿からも取り入れることができます。
他の動画編集者の編集方法や表現方法を完全に真似することはよくありませんが、新しいアイデアに繋がる要素は多いでしょう。
自分以外の動画編集者を見ると、自分との違いや他に人の編集方法、特徴を明確に把握できます。
見ているうちに自分に足りていないもの、自分が他の人と違う点を知れることで、編集のネタは広がりやすいですよ。
また他の動画編集者の動画を見て、自分だったらどのように編集するか考えてみることもおすすめです。
他の人の編集方法を確認して、自分にない編集や良いと思った編集は、自分の動画にもさりげなく取り入れてみましょう。
他の動画編集者を参考にする際は、あくまで自分独自のオリジナル性を出すことが大切なので、自分らしい編集を保つことを意識する必要があります。
自分の編集方法に足りていない部分を補うように、他の編集者の動画も見てみましょう。
③周りの意見を取り入れる
動画編集のネタを探すには、周りに意見を求めてみることも1つの手です。
動画編集を1人で行っていると、どうしても同じような動画編集が続くことや視野が狭まることがあります。
1人で続けていると新しいネタを見つけにくくなってしまうので、たまには他の人に意見を聞いてみることも良いでしょう。
同じような仕事をしている人と話すことも良いですが、全く動画編集に関係ない人と話すこともおすすめです。
動画編集に関わっていない人であれば、関わっていないからこその自由な発想や表現方法を聞ける可能性も高いでしょう。
動画編集について知識やスキルがない方の目線からの意見は非常に貴重です。
普段自分たちが編集した動画は、基本的に多くは動画編集に関わりがない方の目に届きますよね。
そのため客観的な視点からの新しい意見を聞けることで、よりユーザー目線の動画編集のネタも思いつきやすいでしょう。
動画編集のネタについて話すというより、ラフな雰囲気で話すことがおすすめです。
④自分が作った動画を見返す
動画編集のネタを探す際は、自分が今まで編集した動画を見返してみることもおすすめです。
特に古い動画であれば、今の自分にはない感性を思い出せることもあるので、意外と新しいネタも見つけられます。
また今までの動画編集を見ると、自分の編集がどのように変わったのか、何が足りなくなったのかを把握できます。
昔のネタを今の自分が編集することで、また違った見え方にできるので、新しい編集方法として活用できるでしょう。
昔の動画の活用方法としては、今までの動画編集で使った編集方法の組み合わせを変えてみること、昔ボツにしたアイデアを再考するなどがあります。
スキルが身についた今であれば、昔の動画と同じ編集をしても、クオリティや印象は変えられます。
一度昔の動画を見返して、今の自分だったらどのような編集をするか、今の自分にはない発送はあるか、確認しましょう。
動画編集始めたての動画には、意外とあらゆる編集方法が詰まっているので、ヒントも得られますよ。
⑤気分転換をする
動画編集のネタを探すには、一度気分転換をしてみることもおすすめです。
気分転換して一度頭を空っぽにすると、今まで思いつかなかったアイデアを思いつく可能性も上がります。
特に新しいネタを考えて行き詰まっている時は、一度頭を休ませることが大切です。
無理にネタを見つけようと取り組んでも、疲れやストレスで良いネタはなかなか思い浮かばないでしょう。
新しいネタが本当に出てこないとなったら、とりあえず全て忘れてリラックスすることがおすすめです。
よく気分転換やリフレッシュをすると新しいアイデアが浮かびやすいと言われますが、能が休まると思考もすっきりします。
そのため積極的に友人と話す、運動をする、趣味を楽しむなど、動画編集のネタから離れることが良いですよ。
関係ないことをしている時ほどひらめきがあることは多いので、アイデアを思いつくまで取り組むことは避けましょう。
適度な休憩を挟むことで作業効率も上がりますよ。
動画編集のネタに困ったときの対処法
動画編集のネタが思い浮かんでもどのようなネタを使えば良いか分からない、ネタが出てこないなど、困ることもありますよね。
そこで今回は動画編集のネタに困った時の対処法として、以下を紹介します。
動画編集のネタに関して行き詰まっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 動画のテーマを明確にする
- 動画のニーズを考える
- 編集する動画と似ている動画を参考にする
- 思いつくネタを全てリストアップする
①動画のテーマを明確にする
まずは動画のテーマを明確にすることが重要です。
テーマが分からないままだと、どのような動画編集が合っているのかが分からなくなってしまいます。
動画のテーマが曖昧なまま編集を続けてしまうと、結果的にテーマがぶれて見づらい動画になりがちです。
動画編集のネタを考える際は、まず動画のテーマを明確にして、どのような編集が適切なのかイメージしましょう。
適切な編集に沿ったネタを収集して、編集に取り入れることが重要です。
またテーマが明確になっていれば、必然的にネタも思い浮かびやすくなります。
動画編集のネタに困ったら、まずは動画のテーマは明確に把握できているのか再確認しましょう。
明確でない場合、ジャンルやユーザーから絞っていくと良いですよ。
②動画のニーズを考える
動画編集のネタに困った際は、ユーザーニーズを考えましょう。
ユーザーニーズを考える際は、動画を見せたいターゲット層はどこか、ターゲットが動画に求めていることは何かを確認する必要があります。
ターゲット層を絞る際は、ペルソナまで考えると良いでしょう。
ペルソナとは動画のターゲットをより詳細に設定した人物像であり、性別や年齢、趣味や休日の過ごし方など実在するような人物を想定することです。
ペルソナを把握できれば、実際に動画に対して何を求めているのかも分かりやすくなります。
ニーズが想定できれば、どのような動画編集が興味を引けるか、メッセージを上手く伝えられるかも分かるでしょう。
ユーザーによって動画の雰囲気は大きく異なり、見たくなる動画も変わります。
ニーズに合った動画が分かれば、適切な編集ネタも思いつきやすくなりますよ。
③編集する動画と似ている動画を参考にする
動画編集において、ニーズやテーマを絞ってもネタに困っている方は、同じような動画を参考にすることもおすすめです。
どのようなネタを使えば良いか分からない時は、自分で考えていてもなかなか思いつきません。
まずは似ている動画を参考に見ることで、自分の動画編集の方向性や合った編集のネタが分かりやすくなります。
また実際に参考にした動画編集に使えるネタがあれば、自分の編集に取り込むことも良いでしょう。
取り込む際は、自分の編集ネタをもとにオリジナル性を保つことが必要です。
また良いと思った動画編集を一度真似して作ることもおすすめです。
真似して作ることで、新しい動画編集のネタを発見できることも多く、より多くのスキル舎知識を身につけられるでしょう。
真似していくうちに、自分なりの動画編集ネタを見つけるとより効果的ですよ。
③思いつくネタを全てリストアップする
動画編集のネタに困ったら、既存のネタも含めて思いつくネタを全てリストアップしてみることもおすすめです。
全てリストアップすることで可視化できるので、頭も整理されます。
アイデアの詳細を実際に目で確認することで、また違ったアイデアに繋がることも多く、効果的ですよ。
リストアップしたネタから今までどのように動画編集に使っていたのか考えてみましょう。
また多くのアイデアの中から今活用できるものがないか、組み合わせや方法にアレンジを加えて新しいネタにできないか同時に考えると良いですね。
とにかく全てのアイデアを出し切ることで、実際にどのようなネタがあるのか何を試していないのか明確にすることは重要です。
考えを整理して新しいアイデアを思いつきやすくするためにも、アイデアは書き出すようにしましょう。
動画編集のネタに困った際の注意点
動画編集のネタに困ることは多いですが、困ったときについ良くない動画編集をしてしまうこともあります。
動画編集のネタに困っても、以下の点には気を付けて編集することが必要ですよ。
- 他の動画編集を丸パクリしない
- あらゆる編集を多用しすぎない
①他の動画編集を丸パクリしない
動画編集のネタに困った時に、他の編集者や動画を参考にすることは多いです。
参考にすることは問題ありませんが、編集方法やネタをそのまま完全に真似して自分の動画に利用することは避けましょう。
動画編集のスキルやセンスを磨く方法として、他の動画を真似して編集することは問題ないです。
しかし実際に公開する動画に関して、真似した編集を行うと批判にも繋がるので注意が必要です。
完全に同じ編集をしてしまうと、動画を投稿する媒体など場合によっては依頼が取り消されることもあります。
また同じ動画編集をすることで、オリジナル性が無くなり動画編集としての効果も発揮できないでしょう。
動画編集のネタにおいて他の動画を参考にする際は、習得したスキルやセンスに自分なりのオリジナル性を加えて、自分ならではの動画編集を心がけましょう。
動画編集のネタが尽きても、他の動画を完全に真似することはやめましょう。
②あらゆる編集を多用しすぎない
動画編集のネタに困った際に、とにかくあらゆる編集のネタを盛り込んでしまうこともあります。
必要以上の編集ネタを使ってしまうと、かえって動画が見づらくなり逆効果になるので気を付けましょう。
今までとは違った動画編集を意識するよりも、ユーザー目線を考えることが重要です。
編集のネタが多すぎると、動画によってどんなメッセージを伝えたいのか、誰に向けての動画なのかが分かりにくくなってしまいます。
そうなると動画の狙うターゲットへの効果が薄れるので、せっかくの動画編集も意味がなくなってしまうでしょう。
動画編集を行う際は、ユーザーファーストを意識し、見やすい動画編集を第一に考えることが必要です。
難しいですが編集によってユーザーに刺さる動画を目指しつつ、新しいネタを考えるようにしましょう。
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動画編集のネタはたくさんある！
動画編集には今回紹介したもの以外にも多くのネタがあります。
しかし動画編集を続けていると、どうしてもネタに尽きてしまうこと、困ってしまうこともありますよね。
そんな時は以下の行動を取ってみましょう。
- 日常的にあらゆる動画を参考にする
- 気分転換する
動画編集のネタは困りがちですが、新しいアイデアを探し出す方法も多いです。
自分に合った編集のネタを見つけるためにも、今回の記事を参考にしてみてください。
また動画編集のネタに困ると、動画編集の仕事自体につらいと感じる方も増えると思います。
そんなときは以下の記事も参考にしてみてください。
