「採用動画で面白さを演出するメリットって何?」
「面白い採用動画の実例を知りつつ制作のポイントを知りたい!」
企業の採用シーンでも活用が主流となってきた採用動画ですが、上記のように情報をお求めの方はいらっしゃいませんか?
採用という人材を集めるための動画に面白さを取り入れることのメリットや効果について、正しく理解できていない、ということもあるでしょう。
良い人材を集めるためには、まず企業としての知名度やブランドイメージを上げる必要がありますが、その足がかりとして採用動画の演出に凝る、という企業も増えています。
本記事では、面白い採用動画のメリットや効果について、実例をまじえて解説します!
採用動画の種類や、面白さ演出のポイントについてもまとめていますので、ぜひ最後までお目通しいただき、採用動画制作の参考にしてみてくださいね。
- 採用動画に面白さを取り入れることで、話題性を上げ企業の認知度向上を目指せる
- 企業コンセプトに沿った演出形式の選択が重要
- 動画制作の際には多くの動画を参考にして方向性を決めよう
- 面白さの演出はセンスやバランス感が大事
採用動画に面白さを取り入れるメリットや効果は
採用動画は、人材を広く集めるためのアピール材料として活用するコンテンツです。
その採用動画に面白さのある演出を取り入れるメリットや効果は何でしょうか。
企業の認知度を上げる
企業には大手から地域に根付く中小企業まで、さまざまな規模や業種のものが存在しています。
ですが、まずは自社の存在を広く知ってもらうことが何よりも大切です。
面白くインパクトのある採用動画を制作すれば、人々の心に直接訴えかけることができ、企業の認知度を効果的に高められます。
一般的な採用動画とは一味違うユニークな演出で、視聴者の記憶に強く残るでしょう。
企業のイメージを強烈に印象づけられるため、より多くの人に知ってもらえるようになります。
動画を通して自社の魅力を発信することで、これまで知られていなかった企業も知名度を上げられる可能性があります。
興味や関心を引く
一見すると自分に合わないような企業にも、実際に動画で企業の本当の姿を知ってみれば、思わぬ興味や関心が湧いてくることがあるでしょう。
短時間で端的に自社の特徴を伝えることができれば、「この企業のことをもっと知りたい」と、求職者の関心を惹きつけられます。
面白くインパクトのある演出で人々の注目を集められれば、それだけ求職者への訴求力も高まります。
企業の魅力を感じ取ってもらえるよう、動画で企業の個性を前面に打ち出すことが重要です。
ブランドイメージの向上
企業のブランドイメージを好ましい方向に導けるのも、面白い採用動画の大きな魅力です。
新しいことにチャレンジし、斬新な発想でオープンで革新的な企業文化を持っていることを示せば、求職者に親しみやすく、楽しい印象を与えられます。
現代の多様化の風潮にもぴったりとマッチするでしょう。
企業の個性や魅力を前面に押し出すことで、視聴者に企業への関心や好感度を抱いてもらえます。
ユーモアを交えたアプローチで、企業のブランドイメージを大きく向上させる効果が期待できます。
応募者とのコミュニケーションを促進
面白い動画は、見る人に強い印象を残すため、企業への問い合わせや対話の新たなきっかけを生み出すことが期待できます。
こうして求職者との距離が縮まり、企業への関心や熱意を引き出しやすくなります。
活用場面を十分に検討しながら、コミュニケーションを活性化させる採用動画を制作することが重要です。
企業と求職者の距離を近づけることで、お互いの本音や人となりを理解し合えるようになります。
動画を通して、求職者に企業の魅力を存分に伝えられるチャンスといえるでしょう。
面白い採用動画はどんな種類がある?
採用動画と一括りにしても、演出構成や形式は様々なものがあります。
自社が目指す採用動画に合う形式を知るためにも、どんな種類があるかを確認しておきましょう。
パロディ型採用動画
パロディ型の採用動画は、有名な映画やドラマ、アニメ、CMなどの内容を動画に取り入れる方法です。
多くの方が知っている作品のシーンや設定を使うので、自然と親しみやすく感じられます。
また、人気のコンテンツを使うことで、幅広い年齢層の注目を集めることもできます。
ただし、パロディを作る際は、元の作品への敬意を忘れずに、細かな構成や演出を慎重に考えなければなりません。
また、ターゲットにより刺さる作品やテイストは異なるので、慎重に選びましょう。
うまくバランスを取れば、視聴者の記憶に強く残る面白い動画になるでしょう。
インタビュー・座談会型採用動画
インタビューや座談会形式の採用動画は、実際に同じ会社で働く社員たちの生の声を届けるものです。
社員同士の自然な会話や雰囲気を感じられるので、企業の文化や風土を効果的に伝えられます。
細かな台本は用意せず、社員たちの自由な対話で進行するのが特徴です。
このタイプの動画を見れば、入社後の業務内容や社員同士のコミュニケーションなど、言葉だけでは伝えにくい部分も理解できるでしょう。
企業ごとに社員の雰囲気や熱意が違うのも、この動画ならではの魅力です。
ドキュメンタリー型採用動画
ドキュメンタリー形式の採用動画は、実際に働く社員の1日に密着して撮影したものです。
オフィスの風景や作業の様子、社員の姿などが自然に映し出されるため、入社後のイメージが掴みやすくなります。
求職者にとっては、企業の雰囲気や実際の業務内容を具体的に知ることができる有益な動画です。
言葉だけでは伝えにくい部分も、生の映像で示せるのが特徴なので、企業の魅力を効果的に発信できるでしょう。
コンセプト型採用動画
コンセプト型採用動画は、企業のブランドや社風、企業理念などに基づいたテーマやコンセプトに沿って制作されます。
エンターテインメント性が高く、特に学生などの若い求職者に強烈な印象を残すことができます。
企業のクリエイティビティや柔軟性をアピールする良い機会にもなるでしょう。
ただし、動画のコンテンツがブランドイメージや採用ターゲットに合致していることが重要です。
過度に型破りな内容は、かえって企業イメージに悪影響を及ぼす可能性もあるため、慎重に企画する必要があります。
アニメ・イラスト型採用動画
アニメーションやイラストを使って企業の文化や仕事内容を表現するのが、アニメ・イラスト型の採用動画です。
言葉や実写では伝えにくい抽象的な概念や企業イメージを、視覚的に訴求できるのが特徴です。企業のクリエイティブな面を効果的にアピールできるでしょう。
ただし、実際の社員の雰囲気や業務中の様子などは、アニメーションだけでは伝えにくいかもしれません。
別の動画と組み合わせたり、アニメーションの中に実写を盛り込むなど、工夫が必要です。
インタラクティブ型採用動画
インタラクティブ型の採用動画は、視聴者が動画の中で選択をしながら、さまざまなストーリーを体験できるタイプのものです。
視聴者の参加意欲を引き出し、企業の文化や職場環境を体験的に理解してもらえる効果が期待できます。
特にデジタルネイティブな学生層に訴求力が高いでしょう。
ただし、高度な技術や制作の手間、専門知識と予算が必要になるため、導入にあたっては十分な検討が必要です。
面白い採用動画の実例6選
それでは、面白さのある採用動画について、どんな実例があるかを見ていきましょう。
①【デルタ工業】開発vs製造ラップバトル 篇
開発本部と製造本部の社員がそれぞれの意見をラップバトルでぶつけ合う、というコンセプト型の動画です。
ラップの作詞はなんと社員。
最初はお互いの要望ばかりをぶつけ合っているように見えますが、最後には「言いたいことが言い合える風通しのいい会社」というメッセージに持っていく上手い演出です。
②【三菱倉庫】会社紹介アニメーション <就活/企業紹介/アニメーション>
三菱グループで、倉庫、港湾運送、国際輸送の各サービスを組み合わせた事業を展開している三菱倉庫の採用動画です。
名称では知名度はあるものの、倉庫部門はどういった事業内容なのか、なんとなくわかりにくい、という求職者に視点を当てています。
アニメーションで親近感や視聴しやすさを演出していますが、内容の構成はしっかりしているので、求職者の興味を引ける動画になっています。
インパクトがある、という動画ではありませんが、4分少々という視聴しやすい長さとアニメーションで、事業内容を理解しやすい動画になっています。
③【住友林業】「3年目の面接」新卒採用 100秒ムービー
入社3年目の社員が、業務で扱う木々との面接に挑む、というユーモアのある演出です。
パッと見て面白い、という動画ではないですが、演出のひねりが効いているセンスのある動画になっています。
④【DeNA】DeNAの最終面接に密着 いきなり最終面接#1 〜 日本をアップデートしたいとは? 〜
就活生の気になる就職面接の最終面接について、実際の様子を見せる、という密着ドキュメンタリー風の動画になっています。
また、実際に面接でどういった部分が見られているか、評価されているかということが分かる動画なので、就活生にはとても参考になる動画ですね。
動画の企画としての面白みを持った、就活生目線での採用動画です。
⑤【株式会社トクミツ建築企画】リクルート動画第3弾!「就活戦線に異変アリ編 フルver」
就職面接の場面ですが、面接を受けるのは企業側、という面白い視点になっています。
人手不足で新卒採用をなんとしてもとりたい、という企業の必死さをユーモアに変換しています。
⑥【崎永海運株式会社】WEATHER WARS | 企業PRウェブムービー
有名なSF超大作のパロディ型動画ですが、しっかりと企業の事業紹介もかねており、かなりクオリティの高い動画になっています。
話題性も高く、動画公開から4年ほど経っていますが、2024年4月現在で4.6万再生と高い再生数を誇っています。
劇場CM用も制作されているので、これほどのクオリティであれば、シネアドやTV CMにも編集して活用できますね。
採用動画を面白くするポイント
実例をいくつか見てきたところで、採用動画を面白くするポイントについて
ターゲットや目的を明確にする
採用動画を作る際は、まずは「誰に向けてつくるのか」を明確にすることが大切です。
全ての人に受け入れられる動画を目指すと、かえって印象が薄れてしまう可能性があります。
どのような人材を採用したいのか、その理由は何か、そのような人たちの共通点は何かなど、ターゲットを具体的に描き出しましょう。
そうすることで、伝えたいメッセージもはっきりしてきます。
また、動画の目的も明確にする必要があります。
企業の認知度を上げたいのか、応募者数を増やしたいのか、意欲の高い人材を集めたいのか、など、目的に合わせて、動画の構成や演出の仕方を変えていくと良いでしょう。
例えば、認知度アップなら共感を呼ぶストーリー性のある動画がおすすめです。
応募者増加なら待遇の魅力をアピールするなど、目的に合わせた方法を選びましょう。
トレンドを取り入れる
企業の採用活動では、まずは「企業の認知」「興味喚起」「理解促進」の3つの段階があると言われています。
この3つのどの段階に重点を置くかによって、面白さの演出の仕方を変えていく必要があります。
例えば、認知拡大が主な目的なら、インパクトのある動画で多くの人の注目を集めるのが有効です。
一方、興味喚起や理解促進を狙うなら、業務の魅力や社風を伝えられる動画が適していますね。
また、「社員の一日の流れ」や「社員インタビュー」を見たいという学生も増えています。
最近の求職者のニーズも意識しつつ、業界のトレンドを取り入れながら、自社の採用目的に合った動画作りを心がけましょう。
テンポ感を重視する
面白い採用動画には、テンポの良さが重要です。
情報量が多すぎず、映像やBGMのリズム、カットの切り替わりなどを工夫することで、視聴者の注意を引きつけ、メッセージを効果的に伝えられます。
テンポの良い動画は、最後まで興味をもって見てもらえる可能性が高くなります。
ただし、どのような「面白さ」を目指すかによって、最適なテンポも変わってきます。
企業の目的や、狙うターゲットを明確にした上で、最適なテンポ感を見つけていくことが大切です。
動画の作り手の創造性と工夫が光る部分だと言えるでしょう。
核となるメッセージはブレないようにする
採用動画を制作する際は、企業が伝えたいメッセージを明確にして、それがブレないよう注意する必要があります。
企業の魅力や強み、企業理念など、伝えたいことをしっかりと決めておかないと、動画の内容がまとまらなくなってしまいます。
例えば、ラップバトルで社員の不満をぶつけ合う、デルタ工業株式会社の採用動画は、「実際に働く社員の本音を知りたい」という求職者目線に立った内容になっています。
そのため、視聴者からも共感を得られ、「面白かった」と評価されています。
このように、企業の魅力を効果的に伝えられる核となるメッセージを明確にすることが大切です。
活用シーンにあった構成で制作する
採用動画はどのように活用したいかによって、動画の構成や長さを変える必要があります。
採用サイトのメインビジュアルに使うなら、インパクトのある短めの動画がおすすめです。
企業説明会で使うなら、企業理解を深められるような構成がよいでしょう。
求職者が興味を持ちそうな情報を中心に、動画の活用シーンに合わせて構成を工夫すれば、より効果的に企業の魅力を伝えられます。
例えば密着型のドキュメンタリー形式なら、業務内容や職場の雰囲気がよく分かりますね。
ニーズに合わせた動画を制作することで、求職者の心をつかむことができます。
求職者目線で動画制作する
採用動画を作る際は、求職者の視点に立って考えることが大切です。
求職者が何に価値を見出し、何を知りたがっているかを理解し、それに応える情報を提供することが重要です。
例えば、実際の社員が登場したり、職場の雰囲気が伝わるようなリアルな動画構成なら、企業の文化や働き方をよく理解できるでしょう。
自社の強みや魅力的な要素を前面に出せば、求職者の関心を集められます。
求職者目線で動画を構成すれば、企業への関心度も高まり、面白いと感じてもらえるはずです。
自社の認知度アップや業務理解度向上など、採用課題に合わせて効果的に求職者の心を動かせる採用動画を目指しましょう。
面白い採用動画を制作するなら「むびる」に相談!
採用動画にも様々ありますが、視聴者の興味を引き、話題作りを狙うなら面白さを取り入れた動画制作がおすすめです。
ですが、面白さは企業としての特性や強み、メッセージ性はもちろん、どのようなターゲット層にアピールするかで変わってきます。
また、ユーモアさを取り入れる動画はセンスが問われるため、プロに依頼するのがおすすめです。
センスのある面白い採用動画制作するなら「むびる」に相談しましょう!
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まとめ 〜面白い採用動画はポイントを押さえて制作しよう〜
本記事では、面白い演出の採用動画について実例を用いて紹介しました。
面白い動画は視聴者の注目を集め、話題づくりにも最適ですが、実はセンスやバランス感が重要な難しい動画ジャンルです。
特に企業の採用動画となると、メッセージに重みを持たせながらの演出が必要なので、より高度な技術が必要です。
ぜひ記事の内容を抑えつつ、プロに依頼することをおすすめいたします。
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