「結婚式でプロフィールムービーってないとだめ?」
「プロフィールムービーの代わりになる演出とかはある?」
披露宴での催しの定番のひとつといえば、新郎新婦のプロフィールムービーです。
新郎新婦の個性が出たり会場が盛り上がったりと、披露宴で用いる方も多いですよね。
ですが、必ず流さなくてはいけないわけではなく、実施しない場合もあります。
本記事では、プロフィールムービーの必要性について主に解説していきます!
プロフィールムービーを実施しないかわりの演出アイディアもまとめているので、結婚式の準備にお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
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結婚式のプロフィールムービーとは
結婚式のプロフィールムービーは、新郎新婦がこれまで歩んできた人生を振り返り、二人の出会いから結婚に至るまでの物語を紹介する映像です。
このムービーは、結婚式の中盤で会場で流れされるもので、でゲストに新郎新婦の個性や背景、そして二人の関係の深さを伝えられ、場を盛り上げられます。
一般的には5分〜10分くらいの長さにまとめられます。
プロフィールムービーの役割
結婚式のプロフィールムービーは、以下の役割や特徴があります。
- 新郎新婦それぞれの生い立ちを紹介することで、ゲストに親近感を抱いてもらえる
- 新郎新婦の馴れ初めを紹介し、ふたりへの理解が深まる
- 感動的な演出でゲストとの一体感が生まれる
- 新郎新婦のお色直しの場繋ぎになる
- 二次会でも使用できる
プロフィールムービーは、新郎新婦自身にとっても人生の大切な節目を振り返る機会になります。
自分たちのこれまでの道のりを映像で見ることで、結婚という新たなスタートに向けての決意を新たにすることができるでしょう。
さらに、将来にわたって二人の記憶として残る貴重な記録にもなりますね。
結婚式の後に行う二次会などでも再度使用でき、場を改めて盛り上げることもできるでしょう。
また、披露宴のお色直しの間に流れることが多く、場繋ぎとして活用できる側面もあります。
プロフィールムービーはなしじゃダメ?
結論から言うと、プロフィールムービーはなくてもOKです。
すべてのカップルがこの演出に魅力を感じるわけではありません。
また、必ず流さなくてはいけない、という決まりはないので、自由に決めて問題ありません。
プロフィールムービーをいらないかもと感じる理由には様々なものがあります。
プロフィールムービーをいらないかもと感じる理由
制作の時間がない
結婚式の準備は想像以上に時間を要するもの。
中には、プロフィールムービーの制作に割く時間が単純にないというカップルもいます。
日々の仕事や他の結婚式準備に追われ、ムービー制作が後回しになってしまうのです。
外注すると費用がかかる
プロフィールムービーの制作をプロに依頼すると、高いクオリティの作品が手に入りますが、その分、費用もかさみます。
多くの場合、5万円前後の出費が予想され、予算に限りがあるカップルにとっては大きな負担となりえます。
自分たちで制作する場合の労力や費やす時間を考慮すると決して高くはないのですが、できるだけ自作して費用を浮かせたい、というカップルの場合は、決断が必要でしょう。
ムービーを制作する素材がない
過去の写真や動画が少ない、または適切な素材が手元にないカップルは、プロフィールムービーの制作を断念することがあります。
特に、幼少期の写真を公開したくない、または手に入らない場合が該当します。
また、写真選びや素材集めを手間に感じて断念する方もいます。
披露宴のなかで流す時間がない
披露宴は限られた時間の中で進行します。
既に余興や他のイベントでスケジュールがぎっしりという場合、プロフィールムービーを上映する時間を確保するのが難しいです。
また、地域性やご家族の希望により、ムービー上映を省略することもあります。
派手な演出を好まない
すべての新郎新婦が派手な演出を望むわけではありません。
中には、シンプルで控えめな結婚式を希望するカップルもおり、プロフィールムービーの上映はその方針に合わないと考えられることがあります。
また、身内だけのコンパクトな披露宴にする場合なども、プロフィールムービーの上映を領略する場合があるようです。
プロフィールムービーがあるといい場合
もちろん、結婚式にプロフィールムービーがある場合のメリットは多くあります。
式の内容や進行校正にこだわりたい場合は、以下のムービー制作の意義を把握しておきましょう。
披露宴を盛り上げたい
プロフィールムービーは披露宴を盛り上げやすいアイテムです。
ムービーを通して、新郎新婦の歩んできた道のりや共有した幸せな瞬間をゲストと分かち合えます。
特に、知らなかった一面や共通の趣味、旅行の思い出などを映像で見せることで、会話のきっかけにもなり、披露宴の雰囲気を一層温かくしてくれます。
また、面白さを重視したものやロマンチックなものなど、新郎新婦の個性が反映しやすいこともあります。
ゲストとのコミュニケーションのひとつとして利用できるのは大きなメリットですね。
披露宴以外でもムービーを活用したい
結婚式のプロフィールムービーは、披露宴だけのものではありません。
二次会や結婚記念日、家族の集まりなど、さまざまな場で改めてムービーを見て楽しめます。
特に、結婚式の日の感動を再び味わいたいときや、遠方で参加できなかった親族に送るプレゼントとしても最適です。
二人の大切な記録を長く大切に残していけるでしょう。
新郎新婦自体がムービー制作や上映を楽しみたい
ムービー制作は、新郎新婦にとって共同プロジェクトのひとつにもなりますよね。
制作過程では、今まで知らなかった意外な一面を知ることもあるため、お互いのことをより深く知り、二人の絆を強めるチャンスにもなります。
また、自分たちで制作することの楽しさや、完成した時の達成感は格別です。
こうしたムービー制作がお好きな方には、より楽しめる作業になります。
プロフィールムービーを通じて、自分たちの馴れ初めやこれまでの歩みをゲストに伝え、共感を得ることで、一生の思い出に残る結婚式を創り上げられるでしょう。
ムービー制作の余裕がある
プロフィールムービーの制作には、十分な準備期間と予算が必要です。
時間的、費用的、心理的な余裕がある場合には、自分たちの思い出を形に残す絶好のチャンス。
準備を早めに始めることで、納得のいくクオリティのムービーをゲストに披露することができ、結婚式の一つのハイライトとなるでしょう。
プロフィールムービーがなしでもいい場合
プロフィールムービーがあると披露宴が盛り上がることも多いですが、ムービーを流したくない、または用意しようか迷っている、という方もいらっしゃるでしょう。
以下のような場合は、無理にプロフィールムービー制作する必要はありません。
新郎新婦がムービーを流したくない理由がある
結婚式で新郎新婦自身がプロフィールムービーを流すことに抵抗を感じることは珍しくありません。
特に幼少期の写真を公開することに対する恥ずかしさ、過去の写真が手元にない、またはそのような個人的な瞬間を共有したくないという理由から、ムービー制作を避ける選択をするカップルもいます。
さらに、年齢を重ねてからの結婚式であればあるほど、自身の若かりし頃の写真を見せることに対する抵抗感は高まる傾向も。
こういった様々な理由から、新郎新婦がプロフィールムービーを制作しない選択をするのは、十分に理解できる選択です。
披露宴で歓談時間を多く設けたい
披露宴の時間は限られており、ゲストとできるだけ多く歓談の時間を取りたいと考えるカップルも多くいます。
プロフィールムービーの上映には時間がかかり、その分ゲストと直接交流する時間が減ってしまいます。
特に親族や遠方から駆けつけてくれたゲストとじっくり話す機会を優先したい場合、ムービー上映を省くことで、より多くの時間をゲストとの会話に充てられますよね。
ゲストとの貴重な時間を重視する場合、プロフィールムービーは必ずしも優先ではありません。
ほかの結婚式準備に時間を割きたい
結婚式の準備は多岐にわたり、時間と労力を必要とします。
プロフィールムービーの制作は、時間がかかる作業の一つ。
装飾や式次第の作成、招待状の選定など、他の準備に集中したいカップルにとって、ムービー制作は後回しになることがあります。
「時間はないけど、プロフィールムービーは制作したいな…」という場合は、制作のための素材など必要なものを用意し、プロに編集を依頼するというのもひとつの方法です。
ほかの余興に時間を割きたい
結婚式では、プロフィールムービー以外にも様々な余興や演出を行うことがありますよね。
ライブパフォーマンスやゲスト参加型のゲーム、感動的なスピーチなど、ムービーに代わる魅力的なコンテンツを用意することで、ゲストに楽しんでもらえます。
プロフィールムービーを省き、ほかの演出にフォーカスすると、結婚式をより自分たちの個性や好みを反映したオリジナリティ溢れる内容にすることもできるでしょう。
ゲストにとっても、良い土産話になるかもしれません。
身内だけでの披露宴
身内だけで行う披露宴では、プロフィールムービーを省略する選択も一つの良い方法です。
身内だけの場合、参加するゲストは新郎新婦のことを既によく知っていることが多く、幼少期からのエピソードや新郎新婦の成長過程について説明する必要性が低くなります。
また、親しい家族が集まるアットホームな披露宴では、形式ばった演出よりもリラックスした雰囲気での会話や交流を重視することが多いため、プロフィールムービーに代わる時間をゲストとの深いコミュニケーションに充てることができます。
さらに、身内だけの披露宴では、結婚式の準備期間や予算にも限りがあるため、プロフィールムービー制作にかかる時間や費用をほかの部分に割り当てる方もいるでしょう。
たとえば、より質の高い食事を提供したり、特別なお礼の品を用意することで、ゲストに喜んでもらえそうですね。
プロフィールムービー以外の演出アイディア
プロフィールムービーを省くにしても、それだけでは少々さみしい気がしませんか。
プロフィールムービーに似た演出や、代わりに盛り上がってもらえる企画を取り入れて、ゲストに喜んでもらえるアイディアをまとめました。
司会者に新郎新婦を紹介してもらう
プロフィールムービーの代わりに、司会者に新郎新婦の生い立ちやエピソードを紹介してもらいましょう。
事前の打ち合わせで、どのような内容を紹介してほしいか、またどのようなポイントを抑えるべきかを話し合えます。
新郎新婦それぞれのゲストに、お相手がどんな方なのかを伝えられ、共有したいメッセージがゲストに伝わりやすくなります。
プロフィールブックやシートを配布する
ゲストテーブルにプロフィールブックやシートを置くことで、参列者は待ち時間を利用して新郎新婦のことをより深く知ることができます。
新郎新婦の生い立ち、大切な思い出の写真、趣味や好きなものなど、自由に情報を盛り込むことができます。
個性的でムービーよりも控えめな演出ですが、ゲストにとって祝うお相についてや、ご自身との思い出を重ねられる心温まるお土産になるのではないでしょうか。
ほかのムービーを代わりに流しておく
プロフィールムービー以外のほかのムービーを流すのも、ひとつの方法です。
特にお色直しで新郎新婦が席を外す間に流す場合は、趣味や旅行の様子を撮影したスライドショー的な映像や、オープニングムービーを改めて流しておくのも場つなぎに有効です。
新郎新婦にはスポットを当てず、当日参加できなかった友人や親戚からお祝いムービーをもらい、流しておくのも良さそうですね。
ウェルカムスペースに写真やアルバムを用意する
プロフィールムービーの代わりに、ウェルカムスペースに新郎新婦の写真やアルバムを用意してみましょう。
ゲスト全員に見てもらえるわけではないですが、二人の人生や関係性に触れたい、という方に任意で見てもらう少し控えめな演出です。
結婚式当日の流れや、二人が大切にしている価値観を表現する写真を選ぶことで、ゲストとのコミュニケーションを深めることができます。
友人へのインタビュータイムにする
ご友人やご家族をインタビューするセッションをムービーを流す代わりに設けることも一つの方法です。
司会者が新郎新婦との関係性や思い出について質問し、それに答える形式です。
ゲスト参加型にすることで式の雰囲気を和やかにしつつも一体感が生まれ、ゲストに二人の周りの人々との絆を感じてもらうのに最適です。
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結婚式のプロフィールムービーは利用メリットもあるため、用いる方も多いですよね。
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まとめ 〜プロフィールムービーがなしの場合は代わりの演出でもてなそう〜
本記事では、結婚式でのプロフィールムービーのありなしについて解説しました。
プロフィールムービーは必須ではないので、事情があれば省いてしまってもなんの問題もありません。
ですが、プロフィールムービーには、主に
- ゲストに新郎新婦のことを知ってもらえる
- お色直しで席を外す間にもゲストに楽しんでもらえる
- 結婚式を盛り上げ一体感を生める
といったメリットがありました。
プロフィールムービーを省く場合は、ほかにゲストをもてなせる演出がないか、記事の内容を参考に検討してみてくださいね。
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